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初めての2点観測

 コロナの微細構造の変化を捉えるために行った観測。ケニアとインドに全く同じ望遠鏡・カメラ・フィルムを持込み、カメラにはコロナの構造をくわしく捉えるための特殊なフィルターを入れて撮影を行いました。同時に現像処理を行ったフィルムには、1本の流線と3カ所のアーチ構造の変化が捉えられていて、その結果は日本天文学会で発表されています。
文献:
1.大越、三浦、古川、加藤、竹内、脇原(1980)コロナ微細構造観測:1980年アフリカ・インド皆既日食観測報告(東京理科大学天文研究部OB会アフリカ・インド日食観測隊、p14(絶版)
2.大越、三浦、古川、加藤、竹内、脇原(1980)皆既日食時におけるコロナの経時変化:日本天文学会 昭和55年秋季年回講演予稿集(日本天文学会)、p121
3.秋本、内田、池田、大越、足立、中島、志村、新堂(1983)コロナ微細構造観測:インドネシア・ニューギニア日食観測報告(東京理科大学天文研究部日食観測隊、p35(絶版)
4.大越 治(1999)コロナの短時間変動観測の勧め:天界 第890号(東亜天文学会)、p424

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