日食情報センター 金環皆既日食報告会・勉強会  2014年3月9日


  2013年11月3日に、米国沖の大西洋上で金環日食として始まり、そのあと皆既日食になってアフリカ大陸を横断した金環皆既 日食には、日本から約100名の日食ファンが出かけました。

勉強会では、この日食を振り返るとともに、一昨年・昨年の金環日食の成果も含め、今後の日食に向けての情報を共有するために「金環皆既日食報告会・勉強会」を開催しました。

 当日は、120名程の方々(講師及び日食情報センタースタッフも含む)にご参加いただき、国立天文台の花岡先生の講演を始め、10本ほどの講演があり、盛況の内に勉強会を終えることが出来ました。

その後の懇親会で更に話が盛り上がりました。 

 【 プログラム 】

第1部 2013.11.03 皆既日食の遠征報告
1-1.全体のまとめ 大越 治(日食情報センター)
1-2.ガボンでの状況 市川雄一(LIVE! ECLIPS)
1-3.ウガンダでの観測・準備と結果 三島慎一郎(農業環境技術研究所)
1-4.エチオピアでの状況 武者幸雄

第2部 日食観測に関する最近のトピックス
2-1.太陽フィルター脱着装置PATA-1開発と製作 山崎 徹(山崎製作所)
山崎四明(千葉天体写真協会)
2-2.ベイリービーズで太陽の半径を測る 宮下和久(長崎県塩尻市立丘中学校 金環日食限界線研究会)
2-3.Magic Lanternを使って日食撮影 井上政則(浅葱天文同好会)

第3部 今後の日食に向けて
3-1.今後数年間に起こる日食の解説 石井 馨(日食情報センター)
3-2.皆既日食の科学的観測 花岡庸一郎(国立天文台)
3-3.日食情報センターの今後の活動について 塩田和生(日食情報センター)
  食観測レベルアップを目指したSEPnet活動の立ち上げ状況 塩田和生(日食情報センター)
  ネットを中心とした日食情報活動を立ち上げるために 石井 馨(日食情報センター)
3-4.日食観測への期待 日江井 榮二郎(東京大学名誉教授)




勉強会の講演内容は、こちらのページにて購読者と勉強会参加者の方は閲覧できます。

( 勉強会参加者用のID、Passwardの有効期間は2014年3月末までです。) 




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